2007年07月14日

大阪のお土産は何が良いか?

中元・お盆と何かと物を贈る機会が多いシーズンにはいりました。私もせっかく、大阪に住んでいるのだから、出来れば“大阪らしい贈り物”といつも考えていますが、意外とちょうどいい大阪らしい手土産や贈り物がないのです。

大阪といえば、“たこ焼き”というくらい、“たこ焼き”はたくさんありますが、そもそも“たこ焼き”はその場で食べるもので、手土産や贈り物には向きません。もうひとつの名物、大阪寿司にしても、生物という食べ物の性格上、同じことが言えます。

 じゃ、大阪には“おいしい食べ物はないのか”というとそんなことはありません。実際、昼ごはんのレベルの高さは特筆ものです。某全国展開飲食チェーンのキャッチフレーズ風に言えば、“早い・安い・おいしい”です。

某チェーンが“早い・安い・おいしい”というよりは、“早くて安いからまずい”のが実態なのに対して、大阪の昼ごはんは、どこで食べても“600円もあれば結構なものが、ご飯お代わり無料で、しかもあっという間に出てきます。

 私が、大阪に来てから“この店まずいから二度と来ないと思った店”は数えるほどしかありません。その“数えるほどまずい店”は全て“まずい店はすぐつぶれる”という大阪の格言通り、まもなくつぶれました。 昼ごはんから考えても、大阪の食のレベルの高さは、特筆すべきものがあると思います。

兵庫出身のコラムニストの勝谷誠氏が、ある雑誌で、“東京からたまに大阪にくると、いつも感じることは昼飯が圧倒的にうまいこと”と書いているように“食い倒れの町大阪”は健在のようです。

 このように、“食のレベルの高い”大阪になぜ、気の効いたお土産がないのか不思議です。東北の仙台の“荻の月”、鎌倉の“鳩サブレー”、東京(というより埼玉か)の草加せんべい、福岡の明太子、といったように地名を言えば“あれをお土産に買っていこう”と誰でも思い浮かぶような“定番のお土産”が大阪にはありません。

 同じ関西でも、神戸なら“神戸牛”や“洋菓子”、京都なら色鮮やかな“京菓子”、“大安漬け”をはじめとした漬物、京野菜等、お土産に事欠きません。

 それに対し、場所柄お土産品が多い新大阪駅の売店には、大阪のお土産としては、“タイガース”ブランドの商品かお持ち帰り用のたこ焼きくらいが目に付く程度です。中華フードの蓬莱551は人気がありますがどちらかというと家族のためのお土産には向きという感じです。

 日本で一番商売が上手いとされる大阪で、誰でも買いたくなるような“気の効いた手土産”がないのは不思議でなりません。
 いっそのこと、大阪の経済活性化のため、新しい“お土産”を開発したらどうでしょうか。鳩サブレーをもじって、蛸の形をした蛸サブレーとか、通天閣煎餅とか、関東の人間には受けると思うのですが・・


 
posted by NEKO4979 at 22:06| 大阪 ☔| Comment(17) | TrackBack(6) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月03日

ウンコで運休?のJR神戸線

 7月1日、私のマンションの近くのJR西日本新大阪駅では、新幹線の新型車両N7000のデビューということで、普段以上の賑わいをみせていました。 

 その同じ日に、JR西日本では、”ウンコのため運休”という前代未聞の珍事故が起きました。事故の内容が内容だけに、”食事中に汚い話するな”という抗議がくるのを恐れてか地元TVでは、あまり放送されていませんでした。(本当は、地元の吉本系タレントあたりを使って面白おかしく放送したかったのではないかと思いますが・・)

 一方、新聞、特にスポーツ紙はイラスト付きで記事にするなど、この事故に狂喜乱舞したかのような報道が目立ちました。
 その報道によるとこの珍事故の概要は下記の通りです。

「播州赤穂発、近江今津行きJR西日本新快速神戸線で午前8時ころ西明石駅を出発した後、乗客が非常ボタンを押し、車両に汚物が散乱しているとの通報があったため急停車し、車掌が調べると2両目から8両目にかけて大便とみられる汚物が散乱しており、次の明石駅で清掃したもののニオイが消えず、神戸駅で運転を打ち切った」というもの、JR西日本では「1両目に乗っていたと思われるお客様が8両目にあるトイレに向かったものの間にあわなかったのではないか」としている。

 私ももう何回もJR西日本の新快速に乗っていますが、この新快速一旦乗るとなかなか止まらないのです。”新快速とは快速よりも速い”という意味で、東京にはありません。東京で快速というとJR東日本東京ー高尾間中央線の快速が有名ですが、JR西日本の新快速に比べたら各駅停車のようなものです。

 この”お客様”にとって(乗り合わせた乗客にとって?)、そもそも新快速に乗ったことが悲劇でした、これが普通電車だったら何とか漏らさずに持ちこたえたか、せいぜい2両目を汚す程度で済んだことでしょう。

 恐らく、新快速の1両目に乗っていたと思われる乗客(恐らく男性)が、遅刻しそうになって用も足さず慌てて乗車したか、食あたりのため、走行中、突如、猛烈な便意に襲われたため立ち上がり、それこそ新快速並みの猛スピードでトイレのある8両目に向かったものの、途中でシビリアンコントロールならぬ尻ビアンコントロール(お尻の自己制御機能)を完全に失い、半ば無意識に2両目から6両目まで大便をタレ流し、そのまま立ち去ったと思われます。

 それにしても、ガラガラだったならともかく当時1200人が乗車していたのに誰も最初”タレ流し”に気がつかなかったというのは驚きです。
 恐らく、ズボンの裾から少しずつ垂れ流し?たため誰も気がつかなかったのではないでしょうか。その後、JR西日本の言うところの”お客様”は一体どうしたんでしょうか、新快速に乗る乗客はかなり急ぐ人が多いのでズボンを代える時間もなかったのではないかと心配で夜も眠れません。ところで、この場合、発覚したらJR西日本”割り増しウン賃”でも請求されるのでしょうか。
 
 でも、今回の最大の被害者はこの車両に乗り合わせた乗客ではないでしょうか。明石駅で清掃したといっても、”強烈なニオイ”が残ったらしいので、明石の次の神戸までの12分間が乗客には12時間にも感じたかもしれません。その間、皆、鼻をつまんでいたのでしょうか。最近、”車内で異臭がする”という事例は全国で増えていますが、今回の場合、”異臭”などというなまやさしいものではなかったはずです。

 今回、この車両に乗り合わせた乗客に今後、”運がつく”ようになれば良いのですが・・・
 
 

posted by NEKO4979 at 08:29| 大阪 ☔| Comment(1) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月19日

関西弁と女性有名人

 先日、TVチャンネルを回していたらジャズシンガー綾戸智絵の生活の一部始終を収録した番組が目に留まりました。
ジャズのことは、詳しくないのですが、彼女の周囲の人を自然と元気にさせてしまうような日本人離れした不思議なパワーと関西弁が見事にマッチしていてつい、チャンネルを回す手が止まりました。

 私の知るかぎり、この綾戸智絵ほど関西弁が似合う女性有名人はいないと思います。綾戸智絵がもし標準語で話したら、きっと別人みたい感じ、その魅力も半減してしまうような気がします。

 でも、綾戸智絵のように、女性有名人で関西弁で通しているのは、なぜか少数派です。

 大阪出身の女性有名人というと、沢口靖子、河合奈保子(古い?)中江有里、西村由紀恵(ピアニスト)、本上まなみ、黒谷友香、小谷真生子(キャスター)等なぜか、私好み??の美女が多いのですが、このうち一人として関西弁でしゃべっているのを聞いたことがありません。

 男性タレントが、吉本系を中心にむしろ”関西弁をウリ”にしているのと対照的です。一説によると、所属事務所から”関西弁でしゃべることを禁じられているから”ということを聞いたことがありますが、その理由は定かではありません。

 一般に、男性タレントより女性有名人の方がファッションを含めたイメージ戦略が細かいらしいので、その過程で”関西弁ではなく標準語”となっているのかもしれません。

 でも、関西弁の中でも、京都弁に憧れる女性も多いですし、綾戸智絵のように”大阪弁であることで魅力が増している”例もあるので、女性有名人の中で”関西弁をしゃべるとイメージが変わるから、標準語でしかしゃべらない”という背景があるとすればそれはおかしいと思います。
 最近では、お酒(月桂冠)のTVCM(関西限定のCMか?)で藤原紀香が珍しく関西弁を使っていますが、それによって藤原紀香のイメージが変わったということはありません。

 私が、今、女性有名人の中で関西弁を話しているのを聞いてみたいのは、どちらも夜11時台、私を含めた中年以上の男性に圧倒的に人気のある”45度の女王”こと滝川クリステル(神戸出身)と先日、いつのまにか再婚し社長夫人となり、多くの経済人を落胆させた?ビジネスサテライト小谷真生子、両キャスターです。特に、小谷真生子は、”クールさを売り物”にしているだけに、そのクールさと大阪弁がマッチしたら、どんな感じになるのか一度でも良いから聞いてみたいものです。
 

 
 
 
posted by NEKO4979 at 09:06| 大阪 ☁| Comment(6) | TrackBack(3) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月17日

大阪発 ワンコインダイエットの秘密

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 去年あたりから、大阪のあちこちに”ワンコインダイエット”を標榜する店がオープンしています。
今では、コンビニより目立つくらい店が増えています。
この”ワンコインダイエット”の仕組みは、激しく振動する専用のマシーンに約10分間使うというより乗り、”自分は全く動かずにカロリーを消費させ体重を減らす”というもの。料金は500円(ワンコイン)。

 GWに東京の街を歩いても、”ワンコインダイエット”はみかけなかったので、恐らく大阪を中心とした関西エリア限定の”ダイエット方法”のようです。
”全く自分は動かずに、マシーンに動いてもらいカロリーを消費させ、料金は500円(ワンコイン)”という発想が面白いです。

 もしかしたら、”納豆ダイエット”に挫折?した”ダイエットにチョー敏感な”人たちの格好の受け皿になっているかもしれません。

 でも、いくら500円(ワンコイン)でも効果がなかったら、全国一”コストパーフォーマンスにシビアな”大阪人から見離されること必至でしょう。
 
 


posted by NEKO4979 at 07:37| 大阪 ☔| Comment(3) | TrackBack(0) | 関西の風景 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月06日

こうも違う東京と大阪の日常生活用語

 東京と大阪、同じ日本といえども、500キロも離れているせいか色々異なる習慣・言葉が多いですが、今回は日常生活で気になった言葉を取り上げてみます。

@マクドとマック
  これはかなり有名のようですが、マクドナルドのことを大阪ではマクド東京ではマックと言います。マクドナルドは、CMで自らマックと言っていますし、大阪マクドナルドでもマクドバーガーではなくマックバーガーとして販売しているので、正解はマックだと思いますが、なぜ大阪を含め関西エリアでマクドと言うのかわかりません。

 
Aミックスジュース


 大阪に来るまで、”ミックスジュース=果実類だけで作られたジュース”と思っていましたが、大阪では東京でいうミックスジュース牛乳を加えたものを”ミックスジュース”として売っています。最初驚きましたが、牛乳が良い味を醸しだしているので、いまでは好物の一つになりました。
 ちなみに、パンのチェーン店サンマルク関東エリアの店では、牛乳入りのミックスジュースを大阪ミックスジュースとして販売しています。

B豚マンと肉まん
 大阪では、肉まんのことを豚マンと言います。大阪を含め関西では、肉といえば牛肉のことを指すので、豚肉でできた肉まんは豚マンということになるそうです。


Cてっちりとフグ
 大阪では”てっちり料理”と言う看板を掲げる店が多く、最初”何の料理”かと思いましたが”フグ料理”のことで鍋料理を”てっちり鍋”と言います。そもそも、ふぐ料理の資格は大阪で出来たとのことです。物価が全般的に安い大阪でもこの”てっちり料理”はやはり高いようです。
 それにしても、なぜ”てっちり”というのかはわかりません。


D串揚げと串カツ 

  串カツというと東京では、普通のカツとねぎを串に通して一緒に揚げたものを串カツと言い、カツの食べ方の一つに過ぎないのに、大阪の串カツは、カツだけではなく、魚・ちくわ・ソーセージ・アスパラ・ホタテ・たまねぎ等何でもありです。
 強いて言えば大阪の串カツは、東京でいう串揚げと同じだと思います。でも、東京の串揚げは、”一ランク上の料理”という感じであまり一般的な食べ物ではありません。その点”立ち食い・二度付け禁止・キャベツ食べ 放題”がウリの庶民的な食べ物の代表格といった存在の大阪の串カツとは似て非なる食べ物という感じがします。

Eマツキヨするは通じない?大阪

 東京では、主だった駅の近くには必ずといっていい位、黄色い看板が目印のドラッグストアーのマツモトキヨシがあるのですが大阪ではあまりありません。大阪で多いのは、赤い看板が目印のコクミン東京、”マツキヨする”ということばは、若 い女性では日常会話でよく使われていますが、大阪の若い女性は”コクミンする”とでも言うのでしょうか?


 



posted by NEKO4979 at 10:00| 大阪 ☔| Comment(8) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月03日

交通の難所?梅田地下街

梅田2梅田1

 大阪はよく知らなくても梅田という地名は知っている人は多いと思います。私もその一人でしたが、大阪に来るまで”大阪駅と梅田駅は全く別の場所にあるもの”と理解していました。

 実際には、大阪駅梅田駅は、同じ場所にあるのにJRだけが大阪と名乗り、それ以外の阪急・阪神・地下鉄御堂筋線梅田と名乗っているのです。

 ややこしいことに、同じ地下街にある地下鉄谷町線東梅田で、地下鉄四ツ橋線西梅田JR東西線北新地とそれぞれ違う駅名を勝手に?名乗っているので関西以外の乗客には、右往左往しかねないわかりにくさです。

 これだけでも、他所者には十分交通の難所なのですが、この梅田地下街、歩くのが速いことで全国的に名高い大阪の中でも有数の”速足ハイウエー”と言っても過言ではない位、終日、猛スピードで人々が”つんのめる”ようにして歩いています。

大阪が初めてという人が、この梅田地下街で、駅名や乗換えで右往左往していたら、突き飛ばされること必至でしょう。

 女性も侮れません。大阪の女性は、猛スピードで歩く上、”よけるのはあんたやろ”といわんばかりに、正面衝突寸前まで”歩行コース”を変更しないツワモノも多いのです。

 さすがに、私(体重78キロ)と正面衝突しても勝ち目がないと思ったのか、”チェ”と悔し紛れ?に舌打ちしながら仕方なくコース変更した女性も何人もいます。

 この速足アスリートが集う、梅田地下街で連日、鍛えられたせいかたまに東京に戻ると、”おい早く歩かんかい”と思わず叫びたくなるほど、東京の人間の歩くのが遅く感じます。


















































































































































































































































































































































































































posted by NEKO4979 at 09:40| 大阪 | Comment(7) | TrackBack(1) | 関西の風景 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月22日

大阪の巨人ファンはどうしてるか?

 先週の金曜から甲子園で伝統の阪神・巨人戦が行われており、連日満員で、このところ閑古鳥の鳴く東京ドームとは大違いです。

 大阪における阪神人気の凄いところは、東京では”ほとんど野球に興味がない”とされる20〜30歳代の女性にも人気が高いこと。先日の金曜日、いつもは遅くまで仕事をしている30歳代の女性が、珍しく定時退社。理由を聞くと、”今日は甲子園で阪神対巨人戦観るの”と行って足早にオフィスを後にしました。

 でも、いくら阪神が人気があるといっても全国的にみれば落ち目とは言われていても巨人ファンの方が多いことは、プロ野球の人気球団に関する各種アンケートで巨人が常に1位になっていることから明らかです。

 そこから考えると大阪にも巨人ファンが、かなりいるはずなのですが、大阪に来てまだ一度も巨人のユニフォーム姿のファンを見かけたことはありません。また、大阪のスポーツ紙で、唯一阪神ではなく巨人の動向を一面にするスポーツ報知を読んでいる人もあまり見かけません。

 でも、先週、京セラ大阪ドームで行われた巨人主催ゲームでは、巨人側の席が内野席から外野席まで、びっしり埋まっている光景がスポーツニュースで放映されていたので、やはり大阪でも巨人ファンが少なからずいるようです。私の大阪出身の友人はたまたま、巨人ファンで、私が”大阪に巨人ファン居るの?”と聞いたら、”巨人ファン多いよ!そりゃ阪神ファンより少ないけど”と語気強く反論されたものです。

 また、過去のドラフト会議でも、早大入学をドタキャンした桑田、巨人に指名されず号泣した清原、ダイエー1位指名を蹴って
浪人した元木、オリックス指名から一転巨人指名だと判明したとたんニンマリの辻内
等、いずれも大阪出身の野球エリート達が巨人入団にこだわったように、実は大阪には巨人ファンが多いらしいのです。

 大阪阪神ファンに”大阪の巨人ファン結構多いらしいですけど”と聞いたら”結構おると思うけど、言いにくいでしょうな”とのこと。

 実際、大阪の街を歩くと、”阪神ファン限定の店”をよく見かけますし、中には”巨人ファンお断り”という店もあるので、うっかり巨人ファンであることを知られたら店から追い出されかねません。

 それに、大阪は商店の軒先でも”昨日の阪神戦はどうやった”という会話が飛び交う土地柄なので、”巨人ファンとは取引しない”と言われないとも限らないので、なかなか”巨人ファンであることは”カミングアウトできないでしょう。

 大阪巨人ファンは、数は多いものの目立たぬ?ように日々巨人を応援しているのが実態のようです。
posted by NEKO4979 at 09:19| 大阪 ☁| Comment(1) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月21日

神戸三宮の行列

三宮2.jpg三宮.jpg


 ”食は関西にあり”と言われるように関西各地には、おいしい食べ物が沢山ありますが、神戸といえばやはり、”神戸牛”ということで、牛肉がおいしいようです。
 写真は、大丸神戸店の道路を挟んで斜め前にある森谷肉店。この店では、店頭で揚げたてのコロッケ、ミンチ(関西ではメンチのことをミンチと呼ぶ)等を売っていて、四六時中、行列が絶えません。あまり、コロッケが好きではない私でさえ病み付きになるほど、ここのコロッケは美味しいです。
 買ってすぐ食べる人(もちろん私も)がほとんど、東京でもこのコロッケより美味しいコロッケはそうはないと思います。
posted by NEKO4979 at 09:22| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 関西の風景 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月15日

関東人はなぜ”大阪に転勤”というとエーと言うのか

 4月は転勤シーズン、私の住むマンションは、関東からの
転勤者が多いのですが“大阪は初めてです。“という挨拶が飛び交うようになりました。私もちょうど1年前、“旅行したこともない大阪に住むことになり、不安を抱えながら生活を始めたものです。

 そもそも関東人は、私のように大阪に行ったことのない人が多いのです。同じ関西でも、京都だと修学旅行で1回は行ったことがある上、観光地としても人気が高いので、関東人京都に行ったことのない人はそうはいないでしょう。

 神戸京都ほどではないにしろ、旅行したことのあるという人は結構います。
 それに対して、大阪は私も含めて、全く行ったことがないか、せいぜい、日帰りで出張というレベルの人がほとんどなので、「大阪に転勤」=「旅行したこともない習慣も言葉も味覚も異なる見知らぬ街にいきなり住む」ということになり、“4月から大阪に行ってもらう“というと”エーー大阪!!“ということになるのです。

 それに同じ「見知らぬ土地への転勤」でも大阪関東人にとって特別な存在なのです。

 東国原知事の登場で最近、知名度上昇中の宮崎県は、大阪以上に関東人からみて見知らぬ土地ですし、下手をするとどこにあるかよく判らない人がいたり、ひどい人だと東北地方宮城県と混同するくらいの存在ですので、“4月から宮崎に行ってもらう”と言われれば、やはり“エー宮崎”となるでしょう。

 でも同じ、「エー」でも大阪宮崎では、ニュアンスが全く違うのです。
 同じ見知らぬ土地でも、宮崎県にはイメージすらほとんど浮かばないのに関東人に“大阪というと思い浮かべることは”と聞くと。“お笑い、たこ焼、阪神、おばちゃん“といくらでも答えが返ってくるでしょう。

 大阪に関する情報は、TVや新聞で頻繁に目にしている上、関東で身近に必ず1人か2人はいる大阪出身の人物にバリバリの大阪弁で聞かされているため、多くの関東人は、“大阪に一度も行ったことはないのに強烈なイメージを抱いているのです。“
 その強烈なイメージが、肯定的なものばかりなら良いのですが、中には“皆大声でしゃべるのでうるさいんじゃないか”、“犯罪が多い”、“電車を待つ時ちゃんと並ばない”等否定的なイメージを持つ関東人は多いのです。

 だから、他の地域に転勤に比べ“大阪へ転勤を命ずる”と言われると“エー”と言う声が一段高くなるのです。

 私もその一人でしたが、実際に1年住んでみてだいぶ、大阪に対するイメージは変わりました。今では、少なくとも私の住む大阪北部では“大阪弁もキツクないし、人が多すぎる東京より静かなところも多いし、電車の乗り降りもさほど東京と変わらない(ただ左側通行が徹底されていないことには閉口しますが)“と思っています。
    
 いくら“大阪の経済的地位の低下”と言われても、今後も“転勤族の日本有数の拠点”であることにはかわりはないでしょう、この点では京都神戸大阪にはかないません。“大阪への転勤をきっかけに、大阪が好きになった“という人を増やせれば、それが何年か後に観光ニーズに転換され、大阪にとってもプラスになるはずです。
 



posted by NEKO4979 at 09:22| 大阪 ☁| Comment(7) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月13日

大阪名物 焼きそば定食の謎

yaki.JPG

 大阪に来て驚いたことの一つが、写真の焼きそば定食東京では、ラーメン屋によってはサービスとしてライスが付くことはありますが、麺類と白いご飯を同時に食べるということは一般的ではありません。

 大阪に来るまで“焼きそばと白いご飯を定食で食べる”なんて考えもしませんでした。

 驚いたことに、この焼きそば定食大阪ではありふれた存在なのです。食い倒れの街というだけあって、“東京より大阪の方が食べ物がおいしい“と日々感じている私ですが、“舌の肥えた”大阪人がこのような“炭水化物同士の組み合わせ“をどうして好むのか未だに謎です。

posted by NEKO4979 at 07:29| 大阪 | Comment(10) | TrackBack(0) | 関西の風景 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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