標準語でせっかち、短気のこと。ただ、大阪の人に言わせると“短気”と”いらち”は厳密には違うとのことですが、どう違うかはわかりません。
メッチャ
滅茶苦茶から派生した?言葉。標準語で“すごい”、“スゴーイ”の意。特に若い女性が、“メッチャ可愛い”、“メッチャおいしい”等“メッチャ言葉”をそれこそメッチャ連発しています。関西の特長は、メッチャがあるためか“スゴーイ”とか“すごくおいしい”とか言わないこと。大阪に来てから“スゴーイ”はほとんど聞いたことがありません。
ほんまに
標準語で、“本当に”の意。どちらかというと、女性の 方がよく使う。
ぎょうさん
たくさんの意。なぜか、あまり使われていないようです。
そうやんか
そうやんかという表現をよく耳にする。標準語で“そうじゃん”に相当
おおきに
ありがとうございますの意。個人経営の飲食店・その他商店では、ほぼ100%“おおきに”と言われるが、銀行やデパートやマクドナルド等全国展開しているチェーン店では、なぜか“おおきに”と言わず“ありがとうございます”と言っている。
してはる
この言葉は、最も関東人にわかりにくいかもしれません。標準語で “おられる”?の意味だそうですが、関西のワイドショーを観ていたら、殺人犯に対してもレポーターのインタビューを受けた近所の人が“Aは、普段から ○○してはる・・・”と言っていたのには違和感を抱きました。
いまだに、この“してはる”がどういう時に、どういう相手に対して使う言葉なのか理解できません。
アカン
一番、よく知られた関西弁でダメの意。大阪発行の朝日や 読売の記事の見出しにも“福井総裁アカン“等よく使われています。大阪警察の標語、“チカンアカン”は全国的にみても傑作ではないかと思います。
今年も残すところ、10日あまりですが、今年1年を関西弁で振り返ると
大阪に来て、最初にメッチャ驚いたのは大阪の人が皆、エスカレーターを右に乗っていること。次が大阪の人が女性も含めて、ほんまに歩くのが早いこと。
また、歩きタバコをしてはる人が東京に比べてぎょうさんいるのでいらちな私はもう少しで“アカン”と言いそうになりました。
でも、大阪のひとは親切な人が多く、道に迷っている とき見知らぬおばちゃんが親切に教えてくれた時は、“おおきに”とは言えず“ありがとうございます”と言いました。
大阪のイメージは、来る前は“ひったくり等犯罪が多くて危ないやんか”と思っていましたが、住んでみるとそんなことはありませんでした。
大阪で一番つらかったのは、夏が“メッチャ暑かったこと”これは、一倍、十倍暑がりの私にはほんまにつらかったです。
年末年始の関西は、普段とは違った魅力があるようですので今からメッチャ楽しみにしています。