2007年01月27日

どう違うそのまんま東と横山ノック

 先週の日曜日に行われた宮崎県知事選挙でタレントの”そのまんま東”が当選したことには驚きました。選挙戦最中に公表された朝日・読売といった全国紙の選挙予測に関する記事で”そのまんま東氏が善戦”と出ていましたが、”泡沫候補だった思っていたけど善戦しているのか、でも当選は無理だろうな。これが大阪だったら当選するだろうけど”位にしか思っていませんでしたので、本当に驚きました。

 タレントの知事当選というと、やはり横山ノックを思い浮かべてしまいます。12年前の統一地方選挙で、東京の青島幸男と共にコメディアンの元参議院議員の横山ノックが当選したことは記憶に新しいところです。

 大阪の場合、参議院選挙でかつて、お笑いタレントの西川きよしがトップ当選を果たすなど、そもそもお笑いと政治の距離が他の地域より著しく短いようです。
大阪のTV番組を観ていると、お笑いタレントが普通の番組に出て、社会批評や政治批判をしているのをよく目にします。かつての世界的なコメディアンのチャップリンはコメディーを通じて、”権力・政治批判”をしていましたが関東のお笑いと異なり、”日常的に政治・権力をお笑いのネタにしてしまう”大阪のお笑いにはそれに通じるものがあるのかもしれません。

 その点、そのまんま東は たけし軍団、ビートたけしに年中ハリセンで引っぱたかれていたか、バラエティー番組の人気コーナー熱湯風呂であまりの熱さに悲鳴を上げていた位の印象しかなく、お笑いタレントといっても社会批評・政治批判までする大阪のお笑いタレントほどの存在感はありませんでした。

 大阪の風土として、反権力・反中央の気風があるため、他の地域では強い官僚出身候補は官僚出身ということがマイナスにしかならないほど弱いようです。大臣・官僚なんて”それだけで何か裏で悪いことしてるんやないか”と考える大阪府民”官僚あがりにやらせるんだったら横山ノックにやらせた方が面白いやんか、良いやんか”ということで、知事選で圧倒的な得票を得たようです。その点、参議院議員が1名を除いて全員自民党という反権力・反中央の大阪の政治風土とは全く対照的な保守王国宮崎県でのそのまんま東の当選は快挙とされていますが、他の保守2候補の得票を合わせると そのまんま東の得票を上回り、横山ノックのような圧倒的な勝利というわけではなかったようです。

 ただその後、横山ノックが”汚職事件で辞任”が通り相場の中で”女性に対するわいせつ”という極めて異例の理由で失脚したことに大阪府民はよほど懲りたのか現在は、本来、大阪府民が最も嫌う経歴の通産官僚出身太田房江女史が知事となっています。

 前回の大阪府知事選では、”ベンチがアホやから野球できへん”との迷言?で有名な元阪神タイガース(というより元南海?)の江本氏が立候補しましたが、知名度のわりに得票をえられませんでした。もしかしたら、横山ノック知事の事件で全国的に失笑をかったことで大阪府民の政治意識が”面白いだけじゃダメや”と変化したのかもしれません。
 
 もし、そのまんま東が出た選挙が大阪府知事選挙だったら横山ノックと同様の事件を想起させるようなことで、一時謹慎させられた そのまんま東の当選は難かしかったかもしれません。
 
 折りしも今年は参議院選挙がありますが、今のところお笑いタレントの出馬は報じられていません。大阪での国政選挙は初めてですが、大阪の風土に見習い?”どうせならオモロイ候補にいれよう”と思っているところです。

 でも、最近の参議院議員の顔ぶれをみていると”この人、ちゃんと字が読めるのか”と思うようなレベルの議員も散見されるので、それに比べたら社会批評・政治批判ができるお笑いタレントのほうがよほどましじゃないかという気がしています。
 
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posted by NEKO4979 at 10:39| 大阪 ☀| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月21日

納豆ダイエットと関西人

 ”納豆を食べるとやせられる”という放送をした関西テレビ制作の”あるある大事典”という番組が、実はねつ造だったということで大騒ぎになっています。

 私は、この”あるある大事典”という番組、かなりの人気番組らしいですがなぜか好きになれず、納豆についての放送も見ていませんので、どんな内容だったかは正確にはわからないのですが、新聞等から得た情報によると要するに”納豆を毎日2パック食べるとやせられる”ということが放送されたようです。

 それにしても、TV番組の影響力もさることながら”ダイエット”、”やせられる”というキーワードに敏感な人(恐らくほとんど女性)がいかに多いかということには驚かせられます。

 さて、納豆について、多くの関東人”関西人は納豆が嫌いだからほとんど食べない”と思っています。現に、関東にいる関西出身の人に食べ物の好き嫌いの話題で、納豆と言っただけで条件反射的に嫌な顔して”嫌い、嫌い、ニオイだけで嫌だ”と言った人が何人もいました。私は特に好きでも嫌いでもないですが、"ニオイが嫌い”というのはわからなくはないので、きっと”ニオイのせいで関西人は食べないのだろう”とずっと思っていました。

 でも、大阪に来てみるとどこのスーパーに行っても関東のスーパーよりは規模が小さいものの納豆売り場があり、またほとんどの食堂の定食のメニューにも納豆がメニューとして掲げられています。大阪の人に納豆を食べるかどうか聞くと、予想に反して、ほとんどの人が食べているようで、”大好き、毎日食べている”という人も何人もいました。

 ”どうして納豆が関西人に受けいれられるようになったのか”疑問に思っていましたが、どうやら納豆メーカーの企業努力によるところが大きいようです。意外なことに大阪旭松食品という納豆を中心とした上場企業があります。(今回の納豆売り切れ騒動で株価が急騰しましたが、明日からは急落するかも)この旭松食品が、関西人にも食べてもらえるようにニオイの少ない納豆を開発したことで、徐々に売れるようになったようです。そして、今では”値段が安くて健康に良い”ということで関西人の経済合理性にマッチしたのか、食卓に定着していったようです。

 あるある大事典に端を発した今回の納豆騒動。関西のスーパーでも売り切れ続出でした。それにしても、”毎日、納豆を2パック食べればやせられる”ということですが、よく考えれば(よく考えなくても?)おかしいとわかるはずなのですが。これが、”毎日、納豆2パックだけしか食べない”というならわかりますが(そんなことをすれば、やせる前に死んでしまう??)

 特に大阪の女性は、他の地域の女性よりたこ焼お好み焼きを食べる頻度が圧倒的に多いですから、毎日、納豆2パック食べたとしても、週に2、3回たこ焼お好み焼きを食べてしまうと納豆2パックでせっかく??やせた??以上に太って?しまうと思うのですがどうなのでしょう??
 

 

 

 
posted by NEKO4979 at 09:22| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月12日

どう違う関東と関西の初詣

この正月は、帰省していたため“関西の正月”は満喫できませんでしたが、関西の方が関東より初詣の場所のバリエーションが多いようです。

 正月三が日は、関西にいなかったので、“関西での初詣”は成人の日の連休に京都伏見稲荷大社に参拝しました。例年、初詣の季節になると全国の初詣ランキングが公表されますが、関西ではこの伏見稲荷大社大阪住吉大社が多くの参拝客を集めるようです。

 関東では、東京明治神宮・浅草寺、千葉の成田山新勝寺、神奈川の川崎大師といったところが毎年、全国でも1、2を争う参拝客を集めています。
 関東関西の初詣を比較すると、関西では@関東に多い〜〜大師がないA寺のつく有名な初詣の名所がないB関東にはほとんどない戎神社が多い。関東には商売の神様はいないのでしょうか???

初詣に行った伏見稲荷大社は、稲荷山という約200メートルの山ごと大社になっており、大河ドラマ“新撰組”の冒頭でテーマ音楽と共に映し出された朱色の鳥居が本殿のある山の麓から頂上まで、ほぼ切れ目なく続いてます。このような神社は関東では見られないものです。

歩くことには、自信がある私でしたが頂上から半分くらいの高さのところで、ユーターンしてしまいました。ちょっとした登山をするつもりで行かないと、頂上まで行くのはかなり困難でしょう。要所要所に休憩所が設けられており、そこでは稲荷大社だけあって、ほとんどの店でいなりずしきつねうどんが食べられます。

 伏見稲荷大社は、全国の稲荷信仰の発祥地ということもあり、長い歴史を誇っていますが、願いごとを書くお札が狐の形になっているには何か親近感を覚えました。また、大阪住吉大社も歴史が古く、全国の住吉神社の総本山ということで、初詣の場所ひとつとっても関西の歴史の古さを感じます。
 
 これに対して、明治神宮東京の有数の繁華街の原宿渋谷から近いという理由(だけ?)で毎年、全国でも一位の初詣客を誇っていますが、京都大阪の神社のような歴史はあまり感じられません。

 ただ、関西で不思議なことは、初詣から1週間も経たないうちに“商売繁盛で笹持って来い”“福娘”で有名な10日戎が行われることです。

 私は、10日戎というのは、大阪今宮戎だけで行われていると思っていたのですが、今宮戎以外にも大阪・兵庫に大小さまざまな戎神社が点在しており、その神社ごとに十日戎が行われていることには、“十日戎は今宮戎の専売特許”だと思っていた私には驚きでした。

 それにしても、初詣から1週間も経たないのに、十日戎のようなビッグイベントをするのはなぜでしょうか。当然、然るべき由来があるのでしょうが。

12月24日頃は、にわかクリスチャン、大晦日あたりから仏教徒?というズボラな私からすると、“面倒くさいし、お賽銭が1回で済むから初詣と一緒にやればよいのに”と思うのですが・・・もしかしたら“戎神社の商売の神様が初詣で一緒にやるより、1週間後にやったほうが儲かる”と考えているのかもしれません。
posted by NEKO4979 at 08:27| 大阪 ☀| Comment(2) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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