ジャズのことは、詳しくないのですが、彼女の周囲の人を自然と元気にさせてしまうような日本人離れした不思議なパワーと関西弁が見事にマッチしていてつい、チャンネルを回す手が止まりました。
私の知るかぎり、この綾戸智絵ほど関西弁が似合う女性有名人はいないと思います。綾戸智絵がもし標準語で話したら、きっと別人みたい感じ、その魅力も半減してしまうような気がします。
でも、綾戸智絵のように、女性有名人で関西弁で通しているのは、なぜか少数派です。
大阪出身の女性有名人というと、沢口靖子、河合奈保子(古い?)中江有里、西村由紀恵(ピアニスト)、本上まなみ、黒谷友香、小谷真生子(キャスター)等なぜか、私好み??の美女が多いのですが、このうち一人として関西弁でしゃべっているのを聞いたことがありません。
男性タレントが、吉本系を中心にむしろ”関西弁をウリ”にしているのと対照的です。一説によると、所属事務所から”関西弁でしゃべることを禁じられているから”ということを聞いたことがありますが、その理由は定かではありません。
一般に、男性タレントより女性有名人の方がファッションを含めたイメージ戦略が細かいらしいので、その過程で”関西弁ではなく標準語”となっているのかもしれません。
でも、関西弁の中でも、京都弁に憧れる女性も多いですし、綾戸智絵のように”大阪弁であることで魅力が増している”例もあるので、女性有名人の中で”関西弁をしゃべるとイメージが変わるから、標準語でしかしゃべらない”という背景があるとすればそれはおかしいと思います。
最近では、お酒(月桂冠)のTVCM(関西限定のCMか?)で藤原紀香が珍しく関西弁を使っていますが、それによって藤原紀香のイメージが変わったということはありません。
私が、今、女性有名人の中で関西弁を話しているのを聞いてみたいのは、どちらも夜11時台、私を含めた中年以上の男性に圧倒的に人気のある”45度の女王”こと滝川クリステル(神戸出身)と先日、いつのまにか再婚し社長夫人となり、多くの経済人を落胆させた?ビジネスサテライトの小谷真生子、両キャスターです。特に、小谷真生子は、”クールさを売り物”にしているだけに、そのクールさと大阪弁がマッチしたら、どんな感じになるのか一度でも良いから聞いてみたいものです。