結婚できない?男の私も当然?毎週のように見ていますが、主演の阿部寛が同年代ということもあり、その40歳独身男の生活の悲哀に毎回共感させられています。
実は私は、大のドラマ嫌いで、たま〜〜にドラマをみると”食べるだけ食べて、トイレに行くシーンがない”、”外から帰ってきて手も洗わない”、”こんな美人看護婦ばかりの病院あるわけないじゃん、本当だったら入院するよ”とつい文句ばかり並べてしまいます。
この結婚できない男にしても、”同僚が高嶋礼子で、主治医が夏川結衣、隣人が国仲涼子なんてこんな恵まれている環境あるわけないじゃん”と毎回のようにつぶやいています。
それに、ドラマは基本的に女性視聴者を意識しているためか、ドラマの設定もセリフも女性の感性で作られていてどうも違和感を感じて、面白いと思ったことはほとんどありません。
この結婚できない男は、脚本も演出も主演も40代で結婚したか、いまだに独身の男性だけで、企画されたとかで、そのためか通常のドラマより男性の視聴者が多いようです。
ところで、私のように結婚できない男の状態で、縁もゆかりもない関西に転居した場合、このドラマの主演の阿部寛演じる、偏屈建築家桑野より、結婚はかなり悲観的?ではないかと感じています。
だいたい、もちろん阿部寛のようにかっこいいわけでもないし、まあ建築家桑野ほど偏屈ではないにしても、よく言われるのが”無愛想”、”固そうな人”等あまり芳しいものではありません。
それに、私の最大のネックは関西弁がしゃべれないことかもしれません。関東人の多くが関西弁を嫌うように、関西の女性も標準語を嫌うようです。
実際、読売新聞朝刊連載の新日本語の現場で、標準語と関西弁について何回かに分けて連載されていましたが、関西人が標準語のどこが嫌いかということに関して
”男性の標準語を聞くとまるで、女性がしゃべっているみたいに聞こえる””関東の人は教科書みたいなしゃべりかたなので、冷たく感じる”等散々です。
このような状況で私が関西の女性にアプローチするには、まず関西弁を話せるようにすることが先決かもしれません。でも、以前、友人に、”おまえの外見には関西弁は全く似合わない”といわれたことがあります。
それに、そもそも40にもなって勉強したところで、せいぜい”関西弁もどき”を話せるかどうかが関の山でしょう。
もうこうなったら標準語が好きな関西の女性を探すしかなさそうです。
このままでは、私は新大阪の”結婚でけヘン男”になりそうです。